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2007年10月16日

秋の象徴トンボ


トンボ(蜻蛉)とは、春から秋にかけて発生する、細長い翅と腹をもった昆虫である。分類上は蜻蛉目(せいれいもく・トンボ目とも)という分類群をなす。


特徴

トンボの頭部・胸部(カトリヤンマ Gynacantha japonicaのメス)
トンボの頭部・胸部・腹部(カトリヤンマ Gynacantha japonicaのメス)
トンボの複眼全世界に約5,000種類、うち日本には200種類近くが分布している。大型種のオニヤンマから、2cm足らずのハッチョウトンボ、15cmほどのイトトンボの数種まで、さまざまな種類が知られている。

卵 - 幼虫 - 成虫という成長段階を経る不完全変態の昆虫である。幼虫は腹腔中に一種の鰓をもち、淡水中で過ごす水生昆虫で、ヤゴと呼ばれる。

成虫の頭部は丸く、複眼が大きい。胸部は箱形で、よく発達した長い2対の翅を持つ。これをそれぞれ交互にはばたかせて飛行する。空中で静止(ホバリング)することもできる。また腹部は細長く、後方へのびる。

食性は肉食性で、カ、ハエ、チョウ、ガ、あるいは他のトンボなどの飛翔昆虫を空中で捕食する。獲物を捕える時は6本の脚をかごのように組んで獲物をわしづかみにする。脚には太い毛が多く生えていて、捕えた獲物を逃さない役割を果たす。口には鋭い大あごが発達しており、獲物をかじって食べる。自分の体重分の採食を30分で行うことができる。

なお、足は捕獲用に使用されるが、歩くには適していない。トンボは枝先にとまるのに足を使う他は、少しの移動でも羽根を使って飛ぶことが多い。羽根は一枚だけが消失しても飛ぶことが出来る。

そのほかにツノトンボヘビトンボカトンボなどがいるが、真のトンボではない。英語で飛ぶ虫をFly(ハエ)というように、日本では比較的大型の飛ぶ虫の呼び名にトンボ(あるいはカゲロウ)が使われる傾向がある。

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